Hyla aruborea japonica GUNTHER,1858 アマガエル科
谷中における一級の絶滅危惧種にあげられるのがこのアマガエルである。体長2.5〜4.0センチ。背面は緑色または黄褐色。不規則な班紋をそなえていたりする。繁殖期以外は木や草の上で生活する。そのために指には吸盤が発達しており、特に前肢の第2〜4指の吸盤が最も大きい。谷中にいる個体も葉の上にいることが大く、見つけても逃げないので可愛らしい。減少の原因は草の少なくなったことによる環境悪化と猫の急激な増加があげられる。谷中における生息場所もほんの限られた場所となってしまっており、このままでは絶滅は免れられない。1987.8.13