ウラシマソウ

サトイモ科

この植物は直射日光での生育が難しく、林下などがなければとても生育していくことは出来ない。多年草であるウラシマソウは毎年かならず同じ場所で花を咲かせる。葉は1〜 2枚で肉穂花序と呼ばれる直立した花を咲かせる。ウラシマソウとは花の付属体の先が糸状に延びた形態を浦島太郎の釣糸に見立てて命名をしたのである。ウラシマソウは谷中霊園で見ることは出来ないが、それに連続した土地でひっそりと釣糸を垂らしている。1989.5.2


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