ヒルガオ

ヒルガオ科

朝顔に対して昼に咲くヒルガオという植物がある。谷中霊園では普通に見られるツル性の植物で、地面を這っていたり、樹にからみながら花を咲かせている。葉は矢尻のように長く濃い緑色をしている。朝顔のように種子が出来ることが少なく、毎年根で越冬している。稀少性に欠けるためかあまり注目されない植物である。ヒルガオは谷中の野性児とも言うべき存在だ。1987.6.24


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