MENU ・TOP PAGE -------------- ・お便り紹介 ・谷中自然史 ・谷中花暦 ・谷中百景 ・谷中ミクロ ・谷中猫 ・絶滅危惧種 ・館長室 ・ご意見ご感想 -------------- ・磯の生物博物館 ・モンゴル博物館 ・リンクページ Directed by atelier QUARTER SEPTEMBER

お便り紹介 　 　99　5月6日、新潟県頸城郡にお住まいの小島 さんから「関西に分布しているシロバナタンポポが近所にもある」というメールをいただきました。話によると、川の土手を埋め立てたような所に何個所かで群生しており、関西の方から運んできた土に種子が混ざっていたのではとのことでした。 　5月10日の朝日新聞夕刊のコラムに「シロバナタンポポの父母がわかった」という見出しがありました。新潟大大学院生が各地のタンポポのDNAを調べ、シロバナタンポポの母は九州のツクシシロタンポポ、父はカンサイタンポポ、両者の分布は九州北部で重なる。カンサイの花粉がツクシシロにかかり・・・・シロバナが生まれたとのことでした。近畿以西で見られるということなので、関東や新潟では貴重ということになるのでしょう。