Cheyleteilla species
皮膚面に寄生するツメダニの痒みは、痒みをとおりこして虚脱の状態になるほど激しいものである。最近はタヌキでの発生も報告されており、人との関連が大発生につながっていると言われている。
墓地の野良猫は昔から猫小穿孔ヒゼンダニに罹っている個体が多く、顔面を赤く腫らした個体をよく見かける。野良猫は抵抗力が無いためか次から次へと代々罹っていくのである。この中には飼い猫との接触があるにも関わらず、飼い猫が感染しないのは、やはり低効力の違いからくるのだろうか。餌づけにも感染の要因が含まれていると思われる。