ヒガンバナ科
彼岸の頃に咲くのでその名が付いた植物。谷中霊園でも毎年彼岸の時に咲くので、秋の彼岸の風物詩とも言える花である。土中の鱗茎から花茎を出して細長いつぼみから開いた赤い輪状の花を咲かせる。花が終わると線形の葉を出して冬を越すので、真夏には一時何も無くなってしまう。ヒガンバナは彼岸の頃に咲くのでその名が付けられた。別名マンジュシャゲとは梵語ではManjusakaと呼ばれ、ヒガンバナと全く同じ植物のことである。原産地は中国揚子江周辺。しかし、インドとは関係ない植物なので実際の植物はインドハマユウではないかという説もある。 |