アカスジキンカメムシ

半し目  カメムシ科

体長約2.0センチ。カメムシのなかでも大型のカメムシで、結構迫力がある虫なのである。切手の図柄にもなっている虫で、こんなのが谷中にもいたのかと思ってしまう虫だが、幼虫もよく見るので谷中で棲息域を
持っているようなのだ。ボダイジュの樹で重なって越冬している幼虫に出会ったことかあった。結構昔からいたらしく、葉の裏側からもその存在が分かってしまうほど谷中ではどうどうとしている虫である。映像のアカスジキンカメムシも、背中をなでても逃げようともせず、しばらく葉の上を歩いているのだった。
1987.9.2


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