ヒキガエルの卵

 

水の入った桶に赤かぶを入れたら一夜にして産卵され、赤かぶを取り出せなくなった。細長いひも状の卵塊は数メートルにもなることがあり、寒天質の卵塊のなかには2000〜8000個の黒い卵が入っている。一個の卵は2〜3ミリ。やがて一匹のオタマジャクシとなり、5月には皆カエルとなって地上に上がって行く。しかし、この若齢カエルはスズメやヘビなどの天敵に捕食され、大きな個体となれるのはほんのわずかな数に過ぎないのである。1996.4.22 気温15℃、地温12℃


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