エゴノキ科
そよ風に揺れるエゴノキの花。周囲にはエゴノキの清楚な香りが漂い、何処からやって来たのか虫達が盛んに飛び交っていた。エゴノキのエゴとは魚のウグイの意味があり、薄黄緑色の果皮に含まれるエゴサポニンという麻酔作用を持つ物質で魚とりに用いていた。今でも子供の遊びとしてエゴノキの実で魚が採れるはずだ。元々は先人達の知恵から生まれたものだろう。1990.5.16
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