節分           

節分とは、立春の前日ある。現在この日に行われる行事には、邪気悪例を防ぐ呪術的なものが多い。ヒイラギの小枝にイワシの頭を刺して戸口に吊したりする風習がある。「福は内、鬼は外」と言って豆をまき、福を入れ、鬼を戸外へ追い出す。また南南西に向いてのり巻きを食べる風習もある。明日は立春、春への節目でもあり、新しい節目でもあり、新しい季節を迎えるにあたって邪気を払う行事である。

 

 

諏訪台の諏方神社では、毎年氏子各町の繁栄と年男の豆まきを神楽殿に於いて執行します。升に入った袋は、これから神楽殿においてまく豆の入った袋です。豆はたまぐしを奉納した人達によってまかれます。       
   

    

 

学校が終わって一目さんに駆けつけた子供達に大人もまじって投げた豆袋をもらおうとしています。豆の他にスナック菓子にカラーボールも投げます。手前の子供達は「おじさん、おじさん」と叫び、最前列の消防団は「遠くへ投げて、もっと遠く遠く」と叫びます。昔はゴムまり。しかし、そこに殺到する光景は昔とかわりありません。この子供達のなかからいずれ神楽殿から豆を投げるようになるのです。明日はいよいよ立春、これで春となります。2000.2.3

                  

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